高校編・4 幸せにはまだまだ遠い・・
2002年8月1日どうにか就職先も決定、
あとはきちんと卒業できるかだけど、
勉強は相変わらずほとんどしていない状態。
わたしにとって学校ってどんなところだったろう?
中学から、行けば怒られる、
行かなくても怒られる。
たくさん悪い子がいても一番先に怒られるのはわたしだった。
授業中に平手打ちされたのは数知れず。
とにかく教師たちはわたしが気に入らなかったらしい・・
中学時代が一番体罰がひどかった。
教師からも、親からも。
高校の時は校長室呼び出し、
職員室正座、そんな感じの罰が多かった。
停学には三回なっている。
いつも反省の色が見られないと言われていた。
ただ反抗するのが楽しかった。
怒られたり殴られたりして、殴りかえしたり
ゴミ箱をひっくり返して暴れたり
担任の顔へ靴を投げたり、
わざと見えるところでタバコを吸ったり、
授業中に職員室のコロつきの椅子に乗って廊下を走ったり、
何故あんなにわざわざ怒られるようなことばかりしていたのか。
今の自分ならあのころのもどかしい気持の言い訳も出来る。
かまって欲しかった。
誰かに叱られて、自分は必要な存在なんだと言ってもらいたかった。
きっと、そういう思いが渦巻いて、
表現のしようがなかったんだと思う。
今になって思うのは、母親に愛されたかったんだろうなと言う事。
守って欲しかった。
抱いて欲しかった。
小さな頃からずっと離れて暮らしていた。
わたしは未婚で生まれた子供である。
祖父母に育てられ、小6で強引に母親に引き取られる。
もう十分に自我ができあがっているわたしを
母親と母親の男は受け入れてはくれなかった。
わたしが変に聡いところのある子供だったから気に入らなかったのだろうと思う。
今までたくさんの悪い事をしてきて、
母親に迷惑をかけてきたが
彼女に対して悪いという思いは全くない。
しかし、今のわたしがあるのは
彼女がわたしを産むという決断をしてくれたからに他ならない。
彼女が死ぬまでに一度くらいわたしに謝ってくれれば今までの苦しみは楽になるだろうなと思うが
彼女が謝ることなど絶対ないだろう。
わたしに出来ることはこれから自分が彼女のような
人間にならないことだと思う。
就職の決まったわたしは今まで考えたこともなかった色んなことを考え始める。
それだけ精神的に大人になってきたということか。
しかし男だけは辞められなかった。
さすがに避妊はするようになったが
どうしてこうなのだろう。
それだけしか逃げ道が無かったのだろう。
逃げたくないと思いながらも男に逃げている自分。
幸せになりたい。
幸せになりたい。
だけどまたその場限りの付き合いを重ねる。
「当たり」はまだ現れない。
経験だけは多くなるが好きな人は相変わらずいない。
むなしくてつまらない。
だからまた誰かに出会いたい。
その繰り返し。
しかし不思議と友達には恵まれていた。
あの頃のわたしを見捨てずに見守っていてくれた友達とは今も付き合いが続いている。
そんな不毛な恋愛をしながら卒業式を迎える。
中学の時と同じく、名前を呼ばれても返事はしないで立つ。
その後今までのスライドが映される。
わたしはたくさんのスライドに映っていて、
そのたびに仲間や下級生から拍手が起こる。
赤い髪。
やっぱりそんなに目立っていたんだ。
教師たちもいつもわたしを見ていたんだ。
その日は下級生に花束を貰った。
写真を撮ってくれと何人かに言われ、恥ずかしいがクールに決める(笑)
その後以前付き合っていた彼と話す。
下心はあっただろうが、
最後に一緒に写真をとった。
そして友達の友達に車で迎えにきてもらい
遊びに行く。
夜の街がわたしを待っていた。
まだまだ続くよ。
あとはきちんと卒業できるかだけど、
勉強は相変わらずほとんどしていない状態。
わたしにとって学校ってどんなところだったろう?
中学から、行けば怒られる、
行かなくても怒られる。
たくさん悪い子がいても一番先に怒られるのはわたしだった。
授業中に平手打ちされたのは数知れず。
とにかく教師たちはわたしが気に入らなかったらしい・・
中学時代が一番体罰がひどかった。
教師からも、親からも。
高校の時は校長室呼び出し、
職員室正座、そんな感じの罰が多かった。
停学には三回なっている。
いつも反省の色が見られないと言われていた。
ただ反抗するのが楽しかった。
怒られたり殴られたりして、殴りかえしたり
ゴミ箱をひっくり返して暴れたり
担任の顔へ靴を投げたり、
わざと見えるところでタバコを吸ったり、
授業中に職員室のコロつきの椅子に乗って廊下を走ったり、
何故あんなにわざわざ怒られるようなことばかりしていたのか。
今の自分ならあのころのもどかしい気持の言い訳も出来る。
かまって欲しかった。
誰かに叱られて、自分は必要な存在なんだと言ってもらいたかった。
きっと、そういう思いが渦巻いて、
表現のしようがなかったんだと思う。
今になって思うのは、母親に愛されたかったんだろうなと言う事。
守って欲しかった。
抱いて欲しかった。
小さな頃からずっと離れて暮らしていた。
わたしは未婚で生まれた子供である。
祖父母に育てられ、小6で強引に母親に引き取られる。
もう十分に自我ができあがっているわたしを
母親と母親の男は受け入れてはくれなかった。
わたしが変に聡いところのある子供だったから気に入らなかったのだろうと思う。
今までたくさんの悪い事をしてきて、
母親に迷惑をかけてきたが
彼女に対して悪いという思いは全くない。
しかし、今のわたしがあるのは
彼女がわたしを産むという決断をしてくれたからに他ならない。
彼女が死ぬまでに一度くらいわたしに謝ってくれれば今までの苦しみは楽になるだろうなと思うが
彼女が謝ることなど絶対ないだろう。
わたしに出来ることはこれから自分が彼女のような
人間にならないことだと思う。
就職の決まったわたしは今まで考えたこともなかった色んなことを考え始める。
それだけ精神的に大人になってきたということか。
しかし男だけは辞められなかった。
さすがに避妊はするようになったが
どうしてこうなのだろう。
それだけしか逃げ道が無かったのだろう。
逃げたくないと思いながらも男に逃げている自分。
幸せになりたい。
幸せになりたい。
だけどまたその場限りの付き合いを重ねる。
「当たり」はまだ現れない。
経験だけは多くなるが好きな人は相変わらずいない。
むなしくてつまらない。
だからまた誰かに出会いたい。
その繰り返し。
しかし不思議と友達には恵まれていた。
あの頃のわたしを見捨てずに見守っていてくれた友達とは今も付き合いが続いている。
そんな不毛な恋愛をしながら卒業式を迎える。
中学の時と同じく、名前を呼ばれても返事はしないで立つ。
その後今までのスライドが映される。
わたしはたくさんのスライドに映っていて、
そのたびに仲間や下級生から拍手が起こる。
赤い髪。
やっぱりそんなに目立っていたんだ。
教師たちもいつもわたしを見ていたんだ。
その日は下級生に花束を貰った。
写真を撮ってくれと何人かに言われ、恥ずかしいがクールに決める(笑)
その後以前付き合っていた彼と話す。
下心はあっただろうが、
最後に一緒に写真をとった。
そして友達の友達に車で迎えにきてもらい
遊びに行く。
夜の街がわたしを待っていた。
まだまだ続くよ。
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